会社にいる時間が長いのは誰?

過日 コラムで会社に長くいることが評価について述べさせていただきましたが、本日の読売新聞にも「長時間労働は評価のため」との記事がありました。ここで面白い傾向があることがわかりました。下のグラフにもあるように20代の男女とも 30代以上の男女よりも長時間労働の割合が高いのです。面白いと思いませんか。一昔「働きバチ」と言われた世代は30代や40代の社員や管理職、それよりも新入社員の方が会社に長くいるとは以外です。こんな理由が考えられるそうです。

会社に長くいる主な理由

1 厳しい就職戦線を生き抜き、転職や再就職が容易でない自覚が高い

2 30代以上の管理職は、長時間労働が全てでないと考えている人も多い

3 20代は、まだ自分に評価されるものがないので長くいる場合が多い

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 ここで、国が推奨する「ライフワークバランス」をご紹介します。文字通り 仕事と私生活のバランスですが、私はこのように考えます。バランスと言えば1対1と思いがちですが、 それが3対7であるのか 5対5であるのかは個人の判断でよいと思います。仕事と私生活 今自分が何に打ち込みたいのか誰もが同じである必要はないと考えています。

ライフワークバランスの意味

仕事・労働は、賃金を得るための糧であり、個々の暮らしを支える重要なものである。また、充実した生活・生活を送るための糧でもあり、仕事・労働にやりがいや生きがいを見出すことも大切な要素である。 しかし近年は仕事のために他の私生活の多くを犠牲にしてしまう状態となり、心身に異常をきたしうつ病に代表される精神疾患を患ったり、最悪自殺に至ったり、家庭を顧みる時間がなくなることでなどの悲劇を生む事例が後を絶たなくなった。仕事をしなければ収入が得られず、経済的に困窮する原因となる。逆に時間の大半を仕事に費やす長時間労働では心身の健康を害するほか、家庭や地域との和を乱す原因ともなる。これらを両立するには、仕事と(その他の)生活のバランスを取ることが必要である。こうしたことから、仕事と生活のアンバランスが原因で引き起こされる多くの悲劇を抑えようと、「仕事と生活の調和」、ワーク・ライフ・バランスが叫ばれるようになった。

 

 

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