人事考課と人事評価

用語の意味としては同じであろうと考える人が多のですが、まず誰をどのように評価するかということは、基本的に自由です。結果都合よく対応してくれる人が、よい評価になるので当然のことであると思います。ただ問題は、そのような個人の判断で、企業で行う人事考課を行ってしまうことあることです。人事考課と評価とは別物ではないでしょうか。年に2回か3回、人事考課を行う時は、そのような個人的な判断ではなく、決められたルールと基準で行うことが「人事考課」です。それを混同してはいけないのです。人事考課は一定のルールと基準によって仕事上の行動や結果を評価することであって決して人物評価や好き嫌いの評価ではなく、人事考課する前に、人事考課のルールと基準を明確にすることが大前提であると考えます。
これをしないで、人事考課するから「単なる評価」になってしまい、逆効果となってしまっているのが現状です。

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